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樹脂粘土で紫陽花を作る
先日よりこつこつと紫陽花を作っていました。

今日は、簡単に作り方を公開いたします。


使用粘土は『もちもち粘土オーク』。色んな粘土を使ってみたのですが、これが一番弾力があって、型にくっつく事も少ないのでお勧めです。



1.花びらを作っていきます。
 型に粘土を詰めて、一枚一枚花びらを作ります。花一個につき4枚の花びらが必要になります。花房1つに付き7個の花が必要になるので、4×7で28枚が必要です。型から外したときに、真ん中を少し折ってくぼみをつけます。
同時進行で葉っぱも作りましょう。
この作業が一番時間かかります^^;28枚で慣れてても30分はかかると思います。

2.乾燥させます。この粘土ですと、半日ほどあれば充分でしょう。

3.花台という型を使って、4枚の花びらを付け、花を組み立てていきます。
 このとき、必ずボンドを使ってくっつけましょう。取れちゃいます(汗)


4.最後に花芯をつけます。
 真ん中にボンドを少しつけて、穴無しガラスビーズを1個乗せます。色は花の色に合わせましょう。
画像は携帯で撮ったので、あまり綺麗に見えません(汗)ごめんなさい。
樹脂粘土で紫陽花を作る_c0128007_12281069.jpg


5.乾燥させます。

6.花を7つ組み立てていきます。
 本来、ブーケ用の土台を使うのですが、持っていないので手で作ります。ボンドを使ってください。
真ん中を高くした丸い粘土台を作り、真ん中に花1個、周りに6個使って花房を作ります。葉っぱも綺麗に付けて行きましょう。
最後に綺麗に形を整え、テグスを通す穴を貫通させれば出来上がりです。
樹脂粘土で紫陽花を作る_c0128007_1229262.jpg
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花の色の作り方ですが、2種類の方法があります。

1.花びらは無色、花台を少し濃い目の色で色付けしておく。
2.花びらに直接絵の具を練りこむ。

今回は1の方法で作りました。
この方法だと、花台に花びらをくっつけるときに、花台の色が浮き出て、綺麗なグラデーションが出来ます。淡い色合いを作りたい場合にお勧めです。

2の方法の場合、以前に作った紫水晶色の紫陽花や、ピンクの紫陽花のようなはっきりした色合いのものが出来ますし、花びらによって色を変えていけば、リアルなグラデーションを再現できます。



画像のものを作り上げるのには、恐らくまる2日ほど掛かります。

樹脂粘土でパーツを作ることの大変さ、分かって頂けたでしょうか(笑)

でも、それと同時に、市販では見つける事の出来ない温かい色、形、雰囲気を持った、オリジナルのパーツが出来るのです。
by eternalwind_rina | 2007-08-21 12:38 | 樹脂粘土パーツ
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